酒は気分のジェットコースター

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はじめに

20歳の学生の頃に双極性障害とアルコール依存症と診断された双極人生マックスハードといいます。
みなさんお酒は飲んでいますか?昔は「酒は百薬の長」とも呼ばれていましたが、最近では飲まないに越したことはないと言われるようになってきています。
今回のブログでは、私のお酒に関する失敗談や、躁転しないためのお酒との付き合い方、断酒の方法をお伝えしたいと思います。

お酒での失敗談

私のお酒での失敗談は「うつ転して不登校」「重躁になり友人と喧嘩別れ」「酔っ払い激しく散財」です。

アルコールに溺れ不登校

20歳になりたての頃は24時間絶えず身体にアルコールが入っている状態でした。
この頃ははっきりと躁状態で、夜勤のアルバイトに行くか夜通し友達と飲んだりカラオケで遊んでいました。さすがに夜勤中には飲みませんでしたが、前日のアルコールが残っているぐらい飲んでいた記憶があります。

ご存じの通り深い躁状態の後には深いうつ状態が来るもので、例にもれず私もうつ転してしまい、不登校になり単位が危ないところでした。

重躁になり友人と喧嘩別れ

酩酊状態では気が大きくなり攻撃性が増加します。
遠い県外に離れた友達のもとへ2泊3日の旅行に行ったのですが、初日の夜に深酒をしてしまい激しく口論となりそのまま喧嘩別れとなりました。今現在でも仲直りできていません。

酔っ払い激しく散財

これは皆さんも身に覚えがあるのではないでしょうか。
「お酒×クレジットカード」の組み合わせは最悪で、限度額までいくらでも支払えてしまいます。
私は朝起きて利用明細を見たら6万円の請求が来ていて激しく後悔しました。

躁のときにやらかしたツケはうつ状態の自分に回ってきます

理想は1滴もお酒を飲まないこと

双極性障害患者が精神の波を上下させない方法の一つとして「1滴もお酒を飲まないこと」があります。先の述べた通り、お酒との付き合い方を間違えてしまうことで激しい躁とうつに悩まされることになるため、1滴もお酒を飲まないことが理想となります。

服薬している薬によってはアルコールNGが主治医の先生や薬剤師さんより出されていることもありますので、我々双極性障害と戦うものにとってアルコールは天敵ともいえる存在です。

とは言え、今後の人生の中で1滴もお酒を飲まないことを今決めることはあまりに難しい決断であり、現実的ではありません。大切なのは適切な距離感だと思います。

お酒ルールを作り、周囲の人に周知する

私は「一人で絶対にお酒を飲まない」「飲むときは特別な日だけ」「1日2杯までと決め周囲の人に決意表明する」と決めています。

理想の状態としてはお酒を1滴も飲まないこと、最悪の状態としてはお酒に溺れてしまうこと、その中間としてお酒を飲みたい日のためのルールを作りそれを守りましょう。
ルールを作成したうえで、必ず主治医の先生と相談してください。

さいごに

私自身まだまだお酒との付き合い方を模索している最中であり、そしてこの戦いは生きている間一生続くものだと思っています。

アルコール依存に対しては自助会など、他人と語り合うことで欲求が抑えられる効果があるそうです。ぜひ、一緒にアルコールと戦いましょう。Twitterのフォローお待ちしています!@soukyokulife

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