「旅行に行きたい」と思えた僕が実践する双極性障害者の安全な旅行術

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双極性障害とADHDを抱えている22歳の双極人生マックスハードです。

うつ状態が回復してきて「旅行に行きたいな」って思えるようになって、本当に嬉しいんです。重いうつ状態の時は、布団から出ることすらできなくて、旅行なんて夢のまた夢でした。そんな僕でも今では安全に旅行を楽しめるようになったので、同じような状況の方に向けて僕の経験をシェアしたいと思います。

旅行に行きたいと思えるまで回復できた喜び

僕が重いうつ状態だった頃は、本当に辛かったです。朝起きるのも、歯を磨くのも、ご飯を食べるのも全部が重くて、一日中ベッドの中で過ごしていました。そんな時に「旅行」なんて言葉を聞くと、むしろ憂鬱になってしまうくらいでした。

でも今、「温泉に入りたいな」「美味しいものを食べに行きたいな」って自然に思えるようになって、これって本当にすごい変化だなって実感しています。もしあなたも同じような気持ちになっているなら、まずは自分を褒めてあげてください。ここまで回復するのは本当に大変だったはずです。

一番大切なこと:信頼できる人に相談しよう

客観的な視点が何より重要

旅行の計画を立てる前に、絶対に主治医の先生や家族、信頼できる友人に相談することをおすすめします。僕も最初は「もう大丈夫だから一人で決めたい」って思ったんですが、これが結構危険だったんです。

実は僕、躁転し始めた時に「とにかく今すぐここから離れて、どこか遠くに行きたい」っていう衝動に駆られたことがあります。その時は「これは旅行がしたいんじゃなくて、症状の一部かも」って家族に指摘されて、ハッとしました。一人だったら間違いなく衝動的に遠出していたと思います。

他人の目線で計画を見直そう

信頼できる人に相談すると、旅行の可否だけじゃなくて、日数や行先についても客観的なアドバイスがもらえます。僕の場合、最初は「3泊4日で沖縄!」とか言ってたんですが、母に「まずは日帰りから始めない?」って提案されて、確かにそうだなって思いました。

双極性障害者におすすめの旅行計画の立て方

まずは近場の日帰り旅行から

僕がおすすめするのは、県内の片道1時間以内で行ける場所への日帰り旅行です。実際に僕も最初は電車で30分の温泉に行きました。近場だと「疲れたら帰ろう」って気軽に思えるし、万が一体調が悪くなっても安心です。

まずは近いところから、すぐに家に帰れる安心付きで始めて、ステップアップしていきましょう!

一人より誰かと一緒に

家族や友人と一緒に行けると、旅行先で何かあった時に本当に心強いです。僕は最初、一人旅に憧れていたんですが、今思うと誰かと一緒で良かったなって思います。楽しさも倍増するし、体調の変化にも気づいてもらえます。

テーマを決めて行先を選ぼう

温泉、美味しいご飯、きれいな自然など、何かテーマを決めて行先を選ぶと計画が立てやすいです。僕の場合は「美味しいラーメンを食べる」をテーマに隣県に行ったことがあります。テーマがあると、目的がはっきりして旅行がより楽しくなりますよ。

もし旅行プランで迷ったら、僕のXにDMをいただければ一緒に考えます!同じ境遇だからこそ分かることもあると思うので、気軽に相談してください。

Xのアカウントはこちら

時間に余裕を持った計画を

せっかくの旅行だからいろんなところに行きたくなる気持ち、すごく分かります。でも、通常の1.5倍くらい時間がかかると思って計画を立てることをおすすめします。僕も最初は詰め込みすぎて、結果的に疲れてしまった経験があります。

また、なるべく18時頃までに帰宅できるスケジュールにすると、夕食や入浴の時間も確保できて、生活リズムが崩れにくくておすすめです。

旅行前の準備チェックリスト

旅行前の準備はめちゃくちゃ大切です。僕が実際に使っているチェックリストを画像にまとめたので、ぜひ印刷して活用してください。

特に薬の準備は絶対に忘れちゃダメです。僕は一度、薬を忘れそうになって冷や汗をかいたことがあります。それ以来、旅行の3日前には必ず薬の準備をするようにしています。

もし旅行先で体調が悪くなったら

躁状態の兆候を感じた時

もし旅行先で「なんかテンション上がりすぎてるかも」って思ったら、まずは静かな場所で深呼吸をしましょう。僕の経験上、刺激の多い観光地では躁の症状が出やすくなることがあります。予定を削って早めにホテルに戻る勇気も大切です。

うつ状態になってしまった時

旅行先でうつっぽくなってしまっても、自分を責めないでください。これは症状であって、あなたのせいじゃありません。無理に観光を続けるより、ホテルでゆっくり休むことを選んでも全然OKです。

頓服の抗不安薬を持っている場合は迷わず服用しましょう。

僕も旅行先で急に気分が落ち込んだことがありますが、その時は同行していた友人に正直に話して、予定を変更してもらいました。理解してくれる人と一緒だと、こういう時も安心です。

まとめ:あなたの回復を心から嬉しく思います

旅行に行きたいと思えるまで回復できたこと、本当に素晴らしいことです。
僕も同じ道のりを歩んできたので、その気持ちがとてもよく分かります。

双極性障害があっても、しっかりと準備をすれば安全に旅行を楽しむことができます。最初は不安かもしれませんが、一歩ずつ進んでいけば大丈夫です。この記事が少しでもあなたの旅行計画の参考になれば嬉しいです。

素敵な旅行になることを心から願っています。そして何より、ここまで頑張ってきた自分を大切にしてくださいね。


この記事が役に立ったら、ぜひシェアしてください。同じような状況の方の助けになるかもしれません。

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