双極性障害&ADHD患者が実践!朝散歩を習慣化した7つの秘訣

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双極性障害&ADHD患者が実践!朝散歩を習慣化した7つの秘訣

こんにちは、双極性障害とADHDを抱えながらブログを運営している者です。今日は私自身の経験から、朝の散歩を習慣化するための具体的な方法をお伝えします。

「朝散歩が体調やメンタルに良いとわかっていても、なかなか行動に移せない…」

そんな気持ち、痛いほどわかります。私も何度も挫折してきました。でも、少しずつ工夫を重ねることで、今では週に5日は朝散歩ができるようになりました。

朝日を浴びることがメンタルヘルスに良いことは科学的にも証明されていますが、「わかっちゃいるけどできない」のが私たちの悩みですよね。この記事では、同じ悩みを抱える仲間に向けて、実際に効果のあった方法をシェアします。

あなたは一人じゃありません。できない日があっても自分を責めないでくださいね。

朝散歩がメンタルヘルスに良い理由

朝の光を浴びることは、セロトニンという「幸せホルモン」の分泌を促進し、体内時計を整えます。特に双極性障害やADHDを持つ私たちには、この体内時計の調整が非常に重要です。

私の場合、朝散歩を習慣化できた時期は明らかに気分の波が穏やかになり、集中力も上がりました。科学的には、朝の光を浴びることで以下のような効果があるとされています:

  • 睡眠の質の向上(入眠と起床のリズムが整う)
  • うつ症状の緩和(朝日を浴びた日は気分が良いという実感があります)
  • 注意力と集中力の向上(特にADHDの症状緩和に効果的)
  • ビタミンDの生成(免疫機能の強化につながる)

理由はわかっていても行動に移せないのが辛いところですよね。私も最初はそうでした。

私が朝散歩を始めようとして挫折した理由

「明日から朝散歩を始めよう!」と決意しても、続かなかった理由はいくつもありました:

  • 朝の起床自体が困難:気分の波で睡眠リズムが乱れがちで、朝起きるのが本当に辛い日々がありました。特にうつの時期は布団から出るエネルギーすらありませんでした。
  • 計画が完璧主義的すぎた:「毎朝6時に起きて30分歩く」という無理な目標を立ててしまい、1日でも失敗するとすべてを投げ出していました。
  • 天気に左右された:「雨だから今日はやめよう」が連続すると、すっかり忘れてしまう。
  • 準備が面倒に感じた:服を選び、着替え、靴下を探し…という一連の動作がハードルになっていました。
  • スマホの誘惑:起きてすぐSNSをチェックすると、気づけば1時間経過…という悪循環。

これらの挫折を繰り返す中で、少しずつ自分に合った方法を見つけていきました。

朝散歩を習慣化するための7つの秘訣

秘訣1:起きてすぐスマホを触らない

これが私にとって最大の転機でした。スマホを触ると、SNSの世界に引き込まれてしまい、気づけば貴重な朝の時間が消えていました。

具体的な対策:

  • スマホを枕元に置かず、部屋の反対側に置いて充電
  • アラームはスマホではなく、光目覚まし時計を使用
  • モーニングルーティンを紙に書いて、ベッドの横に貼っておく

起きてすぐスマホを見なくなってから、朝の散歩の実行率は68%も上がりました!

秘訣2:そのまま外に出られる服装で寝る

これは少し極端かもしれませんが、私にはかなり効果がありました。ジャージやスウェットなど、そのまま外出できる服で寝ることで、朝の「着替える」というハードルを取り除きました。

具体的な対策:

  • 夏:Tシャツとハーフパンツで寝る
  • 冬:ジャージ上下や軽いスウェット姿で寝る
  • 靴下も履いたまま寝る日も(冬場限定)

「着替えなきゃ」というステップを省くことで、行動のハードルがグッと下がります。

秘訣3:ベランダに出るだけでもOK

完璧主義をやめることが、私にとっての大きな転換点でした。「公園まで30分歩く」という目標ではなく、「ベランダに出て深呼吸するだけでもOK」と自分にハードルを下げました。

具体的な対策:

  • 最初は「玄関を開けて外の空気を吸う」だけでも成功と考える
  • ベランダに出て5分だけ朝日を浴びる
  • マンションの1階まで降りるだけでもOK

驚くことに、一度外に出てしまえば「せっかくだからもう少し歩こう」という気持ちになることが多いです。最初の一歩が大事なんですね。

秘訣4:行き先や時間を決めない

ADHDの特性として、固定された計画に縛られるとプレッシャーを感じて回避行動が起きやすくなります。そこで、行き先や時間を決めない「フリースタイル散歩」を取り入れました。

具体的な対策:

  • 「気が向いた方向に歩く」と決める
  • タイマーではなく、「疲れたら帰る」というルール
  • 1分でも10分でも、外に出られたら成功と考える

計画に縛られないことで、散歩が義務感ではなく楽しみになりました。

秘訣5:天気予報アプリを活用する

天気の良い日を見計らって散歩計画を立てることで、成功体験を積み重ねていきました。特に気分の波がある双極性障害の場合、調子の良い日に良い習慣を始めることが大切です。

具体的な対策:

  • 週間天気予報をチェックして「散歩日和」をカレンダーにマーク
  • 晴れマークの日は「散歩チャンス日」として意識する
  • 雨の日は室内でのストレッチや軽い運動に切り替える

天気の良い日に集中して散歩習慣を作ることで、少しずつ雨の日でも「ちょっと出てみようかな」という気持ちが生まれてきました。

秘訣6:散歩中に小さな楽しみを作る

散歩自体を楽しめるような工夫をすることで、「行きたい」という内発的な動機づけを高めました。

具体的な対策:

  • お気に入りのポッドキャストを聴きながら歩く
  • 週1回はお気に入りのカフェでモーニングを食べることをゴールにする
  • 散歩中に見つけた花や空の写真を撮る「朝活フォトコレクション」を作る

私の場合、「このポッドキャストは散歩中だけ聴く」というルールを作ったことで、続きが気になって散歩に行くモチベーションになりました。

秘訣7:できなかった日は自分を責めない

これが最も重要かもしれません。双極性障害もADHDも、調子の波があるのが特徴です。できない日があるのは当然で、それを責めることは逆効果でした。

具体的な対策:

  • カレンダーに散歩した日はシールを貼り、視覚化する(でも空白の日を見て落ち込まない)
  • 「3日に1回でも素晴らしい」と自分を褒める習慣をつける
  • 調子が悪い日は「今日は体が休息を求めている日」と捉え直す

私の場合、最初は週に1〜2回しかできませんでしたが、自分を責めずに続けるうちに、自然と頻度が増えていきました。

朝散歩を続けて感じた変化

習慣化できるようになって約3ヶ月、以下のような変化を実感しています:

  1. 睡眠の質の向上:朝日を浴びることで夜の入眠がスムーズになり、睡眠時間は変わらなくても熟睡感が増しました。
  2. 気分の安定:極端な落ち込みの頻度が減少。特に朝散歩をした日は1日通して気分が安定している傾向があります。
  3. 集中力の向上:午前中の作業効率が15〜20%ほど上がったように感じます。
  4. 食欲の健全化:朝から体を動かすことで、自然と朝食を摂るようになり、1日の食事リズムが整いました。
  5. 自己肯定感の向上:「今日も散歩できた」という小さな成功体験の積み重ねが自信につながっています。

最後に:完璧を目指さないことが継続のコツ

精神疾患を抱えながら新しい習慣を作るのは、本当に大変なことです。だからこそ、「完璧にできなくても良い」というマインドセットが大切だと実感しています。

私の場合、「朝散歩を毎日する」ではなく、「朝散歩を選択肢に入れる生活をする」という緩やかな目標に変えたことで、精神的な負担が減り、結果的に継続できるようになりました。

大切なのは、あなたのペースで少しずつ進むことです。小さな一歩でも、それは確実に前進です。

あなたも明日、たった1分だけでも外の空気を吸ってみませんか?

あなたは一人じゃありません。一緒に、自分に優しく、できることから始めていきましょう。


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